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2008/01/28

Reunion---Vol. 7

最近は年末年始で上昇したメタボ指数を下げるべく、地元駅から自宅まで歩く(競歩的に)ようにしています。
今夜、もうすぐ自宅に到着するかなという所で、頬に冷たいものが…。
おっ、雪でした。確かに天気予報では夜遅くから雪が降るということでしたからねぇ。さて、明朝は銀世界になっているのでしょうか…。

そういえば、Wake Forest Univ. School of Law の恩師達と再会した翌日は一面雪野原でしたっけ。

P教授、M教授にご招待いただいた夕食会の帰り道、P教授から「これは雪になるぞ。」という話の続きに、「Deaconにとって、WFUのLL.M.留学はどんなことをもたらしたのだろうか?」という Final Questionがなされました。

「うーん…いろいろありますが、一番の成果は…

ちょっとやそっとのコトでは決してへこたれることのない自信を得ることができたことだと思います。」とDeacon。
どんなタフな課題が出されたとしても、どんなに苦しい状況に陥ったとしても、『あの地獄のようなロースクールの試験を乗り越えてきたんだから、それに比べれば、この程度のことはなんてことはない!』と思うことができるようになりました。」と続けたDeacon。

そうだ、このコトは絶対に伝えようと思っていたんだよな。話すことができて良かった、としみじみ思いました。
確かに、米国法の知識を得ることもできましたし、英語の力も格段にアップしたでしょう(まだ今でも修行は必要ですが…)。加えて、人脈構築も大きな成果。だけど、一番の収穫は、ちょっとやそっとでは物怖じしなくなった自信というのか、胆力というのか、そういうものを得ることができたのではないかと。その後の仕事やプライベートでも、それが現れているような気がしますんで

P教授は、車を運転しながら、静かに頷くと「うん、確かにそうだろうな。それはよくわかるよ。きっと大きな自信になったに違いない。」と相槌を打ってくれました。

その夜は異様に興奮してしまったせいか、なかなか寝付くことができませんでした。いつも以上に饒舌でしたしね…^^;
しょうがなく(?)PCを開き、山積みになりつつあるメールをチェックして、仕事モードに。ここで少しでも仕事を済ませておくと、帰国後が楽なんですよね。でも、そのツケ(時差ボケが長引く)も大きく。
そうこうするうちに、窓にカツンカツンと砂粒が当たるような音が…。そう、雪が降ってきたんです。
こちらも少しは寝ておかなくては、と無理やりベッドにもぐりこみ目を瞑りました。

翌朝、カーテンを開くと、おー、一面が雪野原!
予報どおりでした。歩いて朝食を取りに本館まで行こうとしましたが、雨と雪の混じった状況なので、やむなく車で移動。
朝食はいわゆる「南部風ブレックファースト」。カリカリベーコンにソーセージ。それにグリッツもあり、豊富なフルーツ。
そういえば、このGraylynでは、ちょっとしたサービスにチップを差し上げようとすると、誰もびっくりしたような、ちょっと躊躇うような仕草をされました。逆に失礼に当たるようなことになっていたのかもしれません。なかなか難しいもんです。

満腹になってコテージに戻ると留守電あり。M教授からで、さっそく折り返し電話をすると「降雪のために授業のスタートが1時間30分遅れる」というもの。
ただ、Aさんや知財部員(出張後にロースクール見学のためDeaconに同行)が聴講する授業は11時からだから影響はないだろう、ということで、聴講前にロースクールツアーをするためにロースクールに10時に集合して下さいというものでした。

一面雪野原と言っても、降雪量は1センチ程度で、道路は綺麗に除雪されています。それでも遅延というのですから、雪が降るとお手上げという南部の状況は昔となんら変化がないようです^^

10時前にAさんをホテルに迎えに行き、予定通りにロースクールに。
既にM教授もH女史も待機中。早速、ロースクール・ツアーの開始です。
3階の教授たちの研究室を回ります。ちょうどその時に「全てのクラスが休講。全学休校。」という連絡が入りました。
あー、何てこと!聴講もキャンセルです…^^;
Aさんにとっても、我が知財部員・B君にとっても、これは残念無念。折角の機会でしたからねぇ。

それでも気を取り直して、ツアー再開。Deaconが卒業してから8年が経っていますから、教授も三割近くは変わっていたでしょうか。初めて会う教授にはM教授が「Deaconは日本人初の留学生で8年ぶりに再訪した」と紹介してくださいました。
8年ぶりに再会する教授たちからは、この8年ぶりの再訪を大いに喜んでいただき、これまた嬉しい限り。

ロースクール図書館は相変わらず「一人一机」が与えられていて名札が貼ってあります。勉強したりするのに、席取りをしないでいいのですから、これはとても良い制度です。
少人数だからこそ、できるコトでしょうか。この制度もちゃんと残っていることを知り、安堵した次第。

学生ラウンジで勉強していた現役LL.M.担当のTA(Teaching Assistant)にも会いましたが、とても親切そうな女性でした。思わず、Deacon担当だったTAのメリンダのことを思い出しました。メモ(Legal Writing)を作ることのお助けから、生活のセット・アップでのお助けまで、色々とサポートしてくれましたっけ。
そういえば、メリンダの他にもP教授のResearch Assistantであったブルックスとその奥方。それに、JDのクラスメート達…。本当に多くの人たちに助けてもらいました。彼ら、彼女達のお蔭で素晴らしい生活を送ることができたんだと。改めて、感謝であります^^

1時間程のツアーを終えて再びM教授の部屋(学部長室)前で歓談。
そうすると、隣の学部長室からDeanの登場!まだ、Deanに就任してから半年ほどしか経っておらず、もちろん、Deaconも初めてお会いするという次第。
M教授から各自紹介を受けると、いきなり「今日は休校になってしまって、本当に残念でした。もし、良かったら、ランチを一緒にいかがですか?」とオファーが。

Deaconは前のDeanともランチをご一緒させていただいた経験がありましたので、まだしも、Aさんはとても驚かれていました。確かに、「Deanとランチ」と言ったら、日本ではびっくりするかもしれませんね、クラスを履修しているとか、ゼミ生とかでなくて、初対面だった訳ですから。
他のロースクールはどうかは知りませんが、WFUでは結構よくある話で、Deaconも前のDeanの時には他のLL.M.留学生と一緒にランチのご招待を受けたことがあります。
ま、アットホームな校風の表れということで^^

DeanはAさんを乗せて、LL.M.プログラムをも担当している若手教授はDeaconとB君を乗せて、いざWinston-Salemのダウンタウンへ。
Deaconが留学しているときは、ダウンタウンに行くことはめったにありませんでした。
治安がそれほど良くないということでしたし、行く必要性がなかったということもありました。しかし、現在のダウンタウンは、その8年前のイメージを完全に覆してくれました。
道路は綺麗になり、ところどころブリックが敷き詰められていたり、夜になると街路樹がライトアップされたり、新しいビルが建設途上であったり、お洒落なレストランが開店したり…。
話によると、市を挙げてのダウンタウン再構築が功を奏したようです。

で、Deanが連れて行って下さったのが、ダウンタウンの高層ビル(そんなに高くないですが)の一つに入っている Piedmont Club

Img_0285

ランチ・ビュッフェということで、いろいろな種類のディッシュが並んでいます。

さすがに写真を撮るのを憚られ、お店の入り口のみをさり気なく撮ってきました(笑)。

DeanからWFUの少人数教育は今後も継続していきたいというお話があり、そもそも、この学校の人を大切にするポリシーに賛同して Dean職を引き受けたということをおっしゃっていたようです(Aさん談)。

他のロースクールのLL.M.プログラムについてのお話や日米の問題などをディスカッションしているとあっという間に2時間余り。
再び、ロースクールに戻り、次の再会を約束してお別れいたしました。
とてもフレンドリーなDeanで、大変に好感が持てました。ますます、このロースクールが成功していくような気がしました^^
(因みに、若手教授は DeaconがLL.M.2年目の時のJD1年生ということで、Deaconのことを知っていたとの由。パットを始め、その他の当時のLL.M.留学生の話で盛り上がりました。)

さて、聴講が休講となり、この日の予定は夜の夕食会のみ。今宵は、日本人留学生(LL.M.とMBA)の皆さんによる歓迎会です。ダウンタウンの地ビールを飲ませるお店とか。
うーん、そんなお店がダウンタウンにできたんですねぇ。

夕食会の前に少し雨の上がったキャンパスを散策したり、街の中をドライブしたりして、何枚か写真を撮ってきました。

Img_0287 Img_0286

雪が積もり、その後に雨になり、そのまま氷点下になった時に現れる「樹氷」でしょうか。

とても綺麗です!

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Img_0291 留学中に、ワイフ殿と一緒に散策したストリート。
将来、この通りに家を買って住みたいもんです。老後の夢でしょうか(笑)。

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Img_0295 Deacon夫婦が住んでいたアパートの入り口。

中に入ることはできませんでしたが、見る限りでは8年前となんら変わりがありませんでした。

夏には蛍が飛び交い、外に出れば、リスやウサギと出会うこともしょっちゅうあった素敵なアパートでした。
2年目にはタイの留学生パットもこのアパートに住みましたので、一緒に敷地内でテニスをしたり、夕食会をしたりしたもんです。

いや、懐かしいっす^^
ここでも、「人」とは違いますが、懐かしい Reunionがありました^^

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