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2006/09/05

1年目の秋学期(その7)

秋の味覚が店頭に並びだし、マツムシやコオロギの鳴く声を耳にすると、日中の暑さは真夏日並みであっても、「秋なんだなぁ…」としみじみ感じる今日この頃です。

そう言えば、WFU留学中にスーパーマーケットで「梨」を見つけたときの感激は今でも忘れられません。基本的にフルーツ大好き人間のDeaconは、中でも梨が大好物です。あのみずみずしさが何とも言えず好きで、日本でも良く食べていました。さすがにアメリカは洋ナシの世界であろうとハナから諦めて探すことさえしていませんでしたが、なんと最初の秋学期の時にスーパーの陳列台に並んでいるのを見たときはたまげました(笑)。思わず「えっ!?」て声が出てしまったような…(^^;)。“Asian Pear”という表記がなされていましたっけ。もちろん、即購入のうえ、冷蔵庫に冷やすこと2時間余り。夕食のデザートとして食べてみました。「う、美味い!」 正真正銘の日本の梨と同じ味です!銘柄でいうと「豊水」に近い感じでしょうか。水分たっぷりで丁度良い甘さで、それから当分の間は我が家の食後のデザート用として購入しておりました。値段は1個1ドルちょっと程度だったでしょうか。さすがに他のフルーツに比べれば高かったですが、普通のスーパーで入手可能であるということに感動した次第です。

さて、また序の部分で長くなりましたが、秋学期の試験シーズンについて、少しお話をしてみましょう。

過去のエントリでも繰り返し触れていますが、Deaconは通常1年(2セメスター)で卒業が予定されているLL.M.プログラムにおいて、1学期の延長を認めてもらい、3セメスターでの卒業を予定しておりました。従って、各セメスターで履修する科目数も他のLL.M.留学生よりも少なく済みました。ただ、英語力のハンデがあるので、トータルの勉強量(正確には勉強に費やす時間と言うべきか)においてはドイツ人のマイケルなんかよりも格段に多かったようにも思えます。因みにマイケルは英語力はほとんど問題がありませんでしたから、通常の予習、復習をこなした後でも時間があるようで、飲み(パーティー)に行ったり、映画を観に行ったりと“アフター”もしっかり堪能していました。いつも誘ってくれますが、3回に1回程度の参加率だったと思いますが、日本にありがちな「付き合い」という感覚が皆無に等しいので、たとえジョインできなくても「付き合いが悪いヤツ」と見られることもなく、その点は良かったですね。

そのマイケルさえもが、試験開始2週間前頃から無口になり、“アフター”も暫くお休みという状態になった訳ですから、Deaconがどんな状態であったかは推して知るべしかと…(苦笑)。筆記試験は“Contracts I”だけなんですが、やはりマイケル同様に12月を過ぎるとかなり精神的に落ち着かない状況になっていました。このクラスはLRW(Legal Research & Writing)のクラスメイトであるJ.D.1Lクラスの全員が履修している必須科目でしたから、仲の良い友人たちにノートを見せてもらったり、一緒に勉強をしたりしました。特に韓国系米国人のスンとは過去エントリでもお話しましたが、よく図書館で Study Group を作って勉強したものです。そうそう、ちょっと脱線しますが、このスンについては後日談があって、そのことをこちらでエントリしています。ご興味ある方はクリックしてみてください。

J.D.のクラスメイト以外でも、同じLL.M.留学生であるアジズ2号(サウジアラビア)も同じクラスを履修していたので、彼ともよく勉強会を開いたもんです。アジズ2号もDeaconと同じレベルの英語力だったこともあり、勉強中でもよくお互い愚痴ったりしてしていました(^^;)。因みにアジズ2号については、こちらのエントリでちょこっと詳しく書いています。

試験対策はもっぱら、教科書(判例の集合体)とノートとアンチョコ(アンチョコについては、こちらをご参照)。それらに加えて、役に立ってくれたのが日本の書籍!“アンタッチャブル”なことかもしれませんし、アメリカのロースクールに留学しておきながら日本語の米国法解説本を利用するなんて、言語道断かも知れません。しかし、背に腹は代えられませんでした。企業派遣という手前、成績も申告しなければなりませんし、何ていったって卒業しなくてはならないからです。真偽のほどは定かではありませんが、Deaconが留学する頃には、某ロースクールでは日本人留学生の狙い撃ちにして毎年1人は落第させるという噂が流れていましたし…。もちろん、当初は全て英語書籍で準備するように努力していたのですが、この最初の学期に関しては英語の授業は大変でした…。体重が数キロ減ったことは従前書かせてもらったとおりです。

で、日本の書籍なんですが、「アメリカ法ベーシックス①アメリカ契約法」(樋口範雄・弘文堂)」が強力な助っ人として活躍してくれました。まあ、現在のブラジルが誇るサッカー選手・ロナウジーニョがJ2(いやJFLか!)のチームに助っ人として加入してくれたようなもんです(^^)。コンパクトに纏まっていますし、理解し易い良いテキストだと思います。お蔭様で、なかなか授業では理解できない(いや、聞き取れていない)部分をこの本が補ってくれたのではないかと。

日本語の書籍を利用することの是非については、各々で賛否両論、見解も違うでしょうし、ここではそれを論議するつもりもありません。ただ、英語力に自信がなかったDeaconにとっては利用して正解だったかなとは思っています。(次回に続く)

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1980年3月21日生まれ。ブラジル・ポルト・アレグレ出身のサッカー選手。本名はロナウド・ジ・アシス・モレイラ。2006年現在、スペインのFCバルセロナに所属している。ロナウジーニョは「小さなロナウド」の意味で、入団当時、代表に既にロナウドがいたのでこの愛称で呼ばれている。... [続きを読む]

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