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2006/04/06

Weekly Lunch (その1)

「アメリカではサマー・タイムに切り替わりましたよ!」なんてお話を耳にすると、ここ日本でも、もう夏の到来が迫っているような錯覚に陥るから不思議なもんです(まあ、Deaconだけかもしれませんが…)。でも、今日あたりは春を通り越して“初夏”っぽく感じませんでしたか?夕方のおやつ時にふと喉の渇きを覚え、思わず「カキ氷アイス」をゲットすべく、コンビニに駆け込んでしまいました(笑)。残念ながら、まだ時期尚早か、お目当てのものはなかったんですが…。

何はともあれ、これから夏至に向かって日(陽)が伸びていくわけで、想像するだけで何かウキウキしてきます。今年の夏はどこに行こうかな…なんて考えるときが一番楽しく、幸せなときかも知れません。実際に夏休みが取れるかなんて野暮なコトはこの際考えてはいけないわけで…(^^;)。

さあ、今回も指導教授についてのエピソードを取り上げてみましょう。前回のエントリの最後に書いた「このこと」について、2回に分けてお話してみようと思っています。

Deacon がどれだけ英語に苦労して、そしてどれだけ時間とお金を注ぎ込んで、ようやくロースクール留学のチャンスを掴んだかについては、「留学準備(英語対策)」のカテゴリをお読みになれば一目瞭然かと思います。まあ、それよりもブログのタイトルからでも充分予想はつくと思いますが(笑)。
合格通知を貰ったものの、英語力に自信がないことに変化はなく、そのままの状態で留学に突入したわけです。英語に関する笑い話はこのブログの中でもあちこちに散りばめられていますが、本人の自覚はもとより、ネィティブの皆さんにもすぐにわかったようです。これに手を差し伸べてくれたのが、指導教授であるP教授でした。

UCDのサマースクール前に WFUを訪問して履修計画や卒業論文、それに生活セット・アップについて、いろいろとお話させていただきましたが(うーん、まともな会話になっていたか甚だ疑問。一方通行だったような…)、その時点でP教授はDeacon の英語力を見抜かれたようでした。

サマースクールが終了して、WFUに戻り、履修登録前に最後の詰めを行うべく、P教授の研究室に赴いた時です。本題が終わって、退出しようと思ったとき、P教授から「Deacon、一つ提案があるのだが、これから毎週水曜日に一緒にランチを取らないか。私も日本のことを知りたいし、君も私に勉強のコトのみならず、何でも聞いてもらいたいと思っているんだが。お互い、“Give & Take”っていう感じで。うーん、“Weekly Lunch”ってヤツかな。どうだい?」と投げ掛けられました。「いえ、結構です。」なんて言える訳もなく、「それは良いアイデアですね。是非、よろしくお願いします。」と即答しました。そして、その翌週から毎週水曜日のランチタイムは、P教授との“Weekly Lunch”となったわけです。

さあ、最初の数回は将に“地獄のランチ・タイム”でした。なぜって、会話が続かないんですから…(^^;)。一番最初にお会いしたときに話した自己紹介レベルの話に毛が生えたようなレベルの話にも限界があり、すぐに沈黙タイム。しょうがなく(?)、P教授の方で話題を持ち出して、お話してくれます。それは、アメリカの司法制度であったり、WFUの歴史であったり、専門の会社法や証取法の話であったり。まあ、それでランチ・タイムが終了するって感じでした。表現が悪いですが、「開放」されると、一気に虚脱感に襲われ、その日の午後の勉強はとてもじゃないが、まともにできないっていう状態。これじゃ、何だかお互いのプラスになるどころか、マイナス…?

これはDeacon のみならず、P教授も感じ取られたらしく、早速、路線変更してきました。つまり、P教授が話すのではなく、Deaconがメインで話すように仕向けるという作戦でした。そう、P教授は“沈黙タイム”になると、すかさず、自分で話題を提起して「で、Deacon はどう思う?」とか「日本ではどうなっているの?」とDeaconを質問攻めにするのです。

これには参りました。だって、こっちは思うように喋れず、結局、沈黙タイムに入ってしまうのですから。
「喋れない」…この原因は、確かにDeacon の英語力不足(特に語彙力不足)もありましたが、それよりも前に羞恥心(「ちゃんとした英語を話したいのに、それができない」とか、「こんな低レベルの英語しか喋れないのかと思われたくない」というような気持ち)が絶えず心の中を支配していたからだと思います。

それでも、P教授はDeacon が口を開くまで辛抱強く待っていてくれました。拙い英語で喋るとそれを正確な英語、単語に置き換えて、Deacon の英語を言い直してくれました。ただ、その時は、P教授のこの心遣いに気付いておらず、ひたすら“苦痛のランチ・タイム”の何物でもありませんでした…。(つづく)

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