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2006/04/03

午前6時集合&午前0時解散

随分とご無沙汰しておりました。仕事にプライベートに本当に忙しくて、ブログの更新まで手が回らず…。ここまで書いて、前回のエントリの書き出しとほとんど一緒であることに気がついた始末…(^^;)。

まだまだ当分、この状況は続きそうですが、新しい年度が始まりましたし、短くてもなるべく毎日更新できるようにしていきたいと思います。今後ともご贔屓にお願いします!

さて、本編では生活セット・アップについて、いくつかご紹介させていただきましたが、今回から留学当初の授業やその準備などについて、幾つかお話させていただこうと思います。

Deaconが留学した当時のWFUのLL.M.プログラムでは、Legal Research & Writing (通常J.D.1年生もLL.M.も必修科目となっています)のクラスは、J.D.の1クラスにLL.M.5名がジョインする形になっていました。つまり、お互い“クラスメート”という位置付けになり、またお互いそういう認識を持っていたようです。

J.D.1年生の必修科目である“Contract”や“Torts”、“Constitutional Law”といった科目については、教授を選ぶことができず、履修登録前から既に教授がクラス毎に割り当てられていました。Deaconは指導教授の薦めもあり、推薦された教授のクラスを履修していったのですが、例えば“Contract”では、偶然にも Legal Research & Writing (LRW)のクラスを担当する教授のクラスを履修することとなり、LRWに加えて、Contractでも同じJ.D.仲間(=クラスメート)と一緒に机を並べることとなりました。今、思えば、このようなことがJ.D.の友人を多く作ることができた要因だったように思えます。LRWでも Contractでも色々と助けてもらいました。

指導教授も大変面倒見のよい方(過去のエントリでも明らかですが)で、Contractを履修するに際しても、複数あるContractのクラスの中から、「A教授は比較法の視点で研究しており、大陸法についても造詣が深いからお薦めだ。」「B教授は、そのポリシーから留学生ということでJ.D.学生と差を設けることがないから、大変かもしれない。」と各クラスについて解説をしてくれたうえで履修クラスを推薦してくれました。まあ、この程度は“朝飯前”程度の親切であって、その真骨頂は次回のエントリで詳しくお話してみましょう。

さて、タイトルにあるとおり、最初の数週間はこのような感じで友人と図書館で予習、復習の毎日を送っていました。折りしも、授業開始から1週間ほどでワイフ殿が実の妹殿の結婚式に参列するために日本に帰国していましたので、このような生活も全く問題ない状態でした。約1週間は「単身生活」になっていた訳で、その間は「朝5時過ぎに起床、6時に図書館で友人と勉強開始。昼間は授業を受けて、授業の合間は図書館で勉強。夕食を学食で済ませると、再び夜中の12時まで図書館で勉強。そして帰宅して1時過ぎに就寝。」という行動パターンでした。

勉強仲間はJ.D.1年生でLRWのクラスメート(そして、上記のとおりContractでもクラスメート)。生まれは韓国で、幼い頃にアメリカに移住してきたという韓国人学生。因みに、この年のJ.D.学生は90%以上が白人で、黒人は160名中2名程度。アジア系も彼と同じく韓国系女子学生の2名でした。LL.M.を入れてもDeaconとモンゴルからの留学生を加えて4名という少数派でした。まあ、こういうこともあり、彼(スン)とはすぐに仲良くなりました。最初のセメスター(秋学期)は公私によくつるんでいました。

Contractの予習、復習も大変でしたが、「メモの作成」は結構大変でした。具体的な事案が与えられアソシエイト弁護士(学生)がパートナー弁護士(教授)にその事案についてメモを作成して提出するというものです。「IFRAC」という「起承転結」のようなメモ作成の構成を教え込まれるっていうヤツです。Issue→Facts→Rule→Apply→Conclusion という構成を略したのが上記 IFRACです。Deaconの留学における最初の提出課題がこのメモでした。

ただ、判例検索の要領(J.D.1年生はコンピューター検索は認められず、地道に書籍の判例集をこまめに当たらなくてはならない!)さえ掴めば、ライティング(IFRAC)は比較的簡単でした。実務でも曲がりなりにもメモ、レポート(日本語ですが)を作成していた経験が役に立ったからです。英文レベルは「?」ですが、とりあえずは通じたようで、LL.M.では最高点、J.D.を加えてもトップ5に入る成績を貰うことができました。ただ、これはまだリーガルマインドが涵養されていない入学したばかりのJ.D.1年生との比較だったからに過ぎず、これ以降はなかなかこのような高得点を得ることはできなくなったのも事実です。

そうは言いながらも、英語力に自信が無かったDeaconにとって、この高得点は自信になったのは間違いありません。また、スンを始めクラスメートのJ.D.達と一緒に勉強することで交流ができて、これ以降の友人関係に発展するきっかけにもなりました。そういう意味でも、Deaconにとっては、大変思い出に残るLRWでした。

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