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2006/03/14

自動車の購入(その1)

ちょっと間が空いてしまいました。なかなか多忙な状況から脱出することができず、ブログの方にまで手を回す余裕がなくて…(^^;)。今日はちょっと時間が取れたので、短めですが自動車購入について書いてみたいと思います。

apart-6

オリエンテーション中はシャーロットの空港でレンタルしたフォードの「トーラス」に乗って学校と自宅を往復していましたが、当然のことながら「自家用車」の購入に向けた行動も取っていました。毎日、学校から戻るとワイフ殿を乗せて、ディーラー巡りです。もっとも初日こそはあちこちのディーラーを尋ねてみましたが、購入する車種を「日本車」、それも「アコード」と決めてからはホンダ系列のディーラーに絞って探していました。ここでも、指導教授のリサーチ・アシスタントをしているJD・2L学生のブルックスとその奥方にいろいろとお世話になりました。

「アメリカに来たのだから、アメ車にしよう!」というアイデアも当初はあったのですが、相談する相手がいずれも、日本人のみならずアメリカ人までもが、「日本車にすべし。カムリかアコードが無難だよ。」と推薦する始末。みんながみんな、このように言うのだから、ここはみんなのアドバイスを受け入れよう、ということになりました。トーラスに決して不満がある訳ではなかったですが。

さて、びっくりしたのが、ディーラーの店舗に車を乗り入れると、一斉に従業員が紙とペンを持って近づいてきます。その数10人程度!その中の1番最初にDeaconたちに話し掛けた女史に導かれるままに店舗に入り、席に座らされると、担当者と思われる営業マンが姿を見せます。

まあ、饒舌ですな。数少ないDeaconの経験からしても、日本の営業マンよりも饒舌だったのではないかと。世間話から始まって、何気にこちらの身上を明らかにしていきます。学生という身分を明かしたときにちょっと警戒するような表情になったような…。しかし、それも日本からの留学生で、日本で法務部に所属しており、そこから派遣されてWFUのロースクールに留学するのだ、とわかると安心したように話を元に戻しました。

しかし、「法務部に所属しており、ロースクールに留学」=「日本の弁護士」という公式が成り立つようで、いつの間にか、Deaconは「日本の弁護士」になっていました(^^;)。別にここが最初の経験ではなくて、自己紹介すると必ずぶつかる issue でもありました。さすがに当初は違和感を感じて、日本の司法試験のコト、その難易度について説明を始めるのですが、それが日本の企業法務事情から司法制度、大学教育にまで話が及ぶっていう展開になるのが常でした。結構、エネルギーを消費するんですよねぇ(苦笑)。Deaconの英語力不足も手伝って、相手も自分自身も消化不良のようなモヤモヤしたものだけが残るっていう感じです。このときも、「まっ、いいか」って感じで、敢えて彼の誤解を解くこともしませんでした。

まあ、それはそれとして、こちらの希望(5年落ち程度の中古のアコードで1万ドル以下)を述べると、どうもそんな「うまい」ブツはないようで…。いろいろリストを調べながら、それでも「こんな車ならあるぞ」と言って、外に連れ出します。店内の涼しさから一転して8月の酷暑。一気に汗が流れてきます。
彼が紹介したのが、スバル・レガシイ4WD が9,900ドルとマツダ626(日本で言う「カペラ」)の8年落ちが8,500ドル。予算を超えるがと言って紹介したのがアコードのツーリングワゴンで2年落ちだったでしょうか、20,000ドルでした。もちろん、欲しいのはアコードですが、いかんせん予算が…。会社から無利子で借りることができますが、あまりに高額だと月々の給料から差っ引かれる額が大きくなってしまいます。「とりあえず、キープしておいて。」と言うとその場を去りました。

このような訪問を毎日のように1週間ほど続けていました。ある日、この日も付き合ってくれたブルックスがディーラーにWarrantyについて質問をし始めました。それがだんだんとヒートアップしてしまって、お互い何か口論のような状態になってしまって…。慌てて、みんなで彼をなだめると店を出ました。ブルックス曰く「彼は、Warrantyについて、先日の説明と違うことを話したから、そこを突っ込んだんだ。そしたら、彼は間違いを認めるどころか、それを誤魔化そうとしたんだよ…」と。随分と興奮していましたが、暫くして落ち着くと、「Deaconの買い物なのに、何か場を壊してしまって申し訳なかった。」と謝るので、それには及ばない、いつも感謝していると言って、慰めました。
いや、本当に彼ら夫婦には感謝してもし尽くせないほどお世話になっていましたから。

ただ、次の日はDeacon夫婦だけでディーラーに行きました。「彼が気分を害してしまって、キープしている車を処分してしまっていたらどうしようか?」などちょっとびびりながら、店の中に入りました。ところが、そんなことは杞憂に過ぎず、そのディーラーはいつもと同様の笑顔で迎えるとともにちゃんと車も残っていました。いつもどおりにディスカウントの交渉と別の候補車の紹介をしてもらっあとに、「もう、これ以上のキープは難しい。そろそろ結論を出してもらわないと。」と言われてしまいました。さすがに、レンタカーの返還期限も迫ってきていましたし、ある種の決断が必要と認識していましたので、「わかった。今日中に連絡する。」と言って帰ってきました。アパートに戻り、ワイフ殿と話し合いを重ねた結果、マツダ626(冒頭の写真)に決めることにしました。やはり、予算の問題が一番でして…。3ヶ月前に行った結婚式の費用の少しでもこちらに回すことができれば、と悔やんだりしたもんです(笑)。

手付金の1,000ドルを支払い、残金を1週間後に支払うということで契約成立。1年間の保証(500ドル)をつけてトータル7,500ドルの「お買い物」でした。まあ、多少ディスカウントもしてもらえたし、走行距離も8年落ちの割には8000マイル程度。ディーラー曰く、前の所有者はノンスモーキングの女性で運転も丁寧だったようだし、事故暦はゼロ。まあ、良い買い物だったのではないでしょうか?というより、結果的にその車で1年半無事故で、かつ、大陸周遊を果たし、おまけに4,000ドルで売却できたことを考えれば、ある意味「パーフェクト」だったのかもしれません。この車にまつわるお話も後日出てくることでしょう。いやー、運転手に尽くしてくれた良いヤツでした…。(つづく)

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6.留学(セット・アップ)」カテゴリの記事

コメント

私はTOEICに関するサイトを運営していまして、今回で従来のTOEICが最後となりますね。そこで、新TOEIC対策用に新たに掲示板を設けました。情報が少ないなか、みんなで新TOEICを対策しよう!というものです。何か新TOEICで感じることなどありましたら、御遠慮なく書き込みをお願いします。

投稿: KEEN | 2006/03/15 22:41

全部読ませて頂きました。私はこれから法務部に配属です。参考になりました。機会があったら国際法務について仕事とか書いて頂けると嬉しいです。頑張ってください。

投稿: はじめまして | 2006/03/16 05:07

> KEEN様
書き込み、ありがとうございます。TOEICの内容等が変わるようですね。まだ詳細を存じ上げておりませんが、何かありましたら、書き込ませていただきます。

> はじめまして様
コメント、ありがとうございました。
法務部絡みのお話は少なくて、ご参考にならなかったかもしれません…(^^;)。
ただ、この留学記の後半では、卒業、研修を経て、帰国してから現在に至るまでの「法務ネタ」「国際法務ネタ」も、お話できる範囲内でご披露したいと思っています。
また、コメントいただければ幸いです。
今後、ご同業としてもよろしくお願いいたします。

投稿: 管理人(Deacon) | 2006/03/16 17:51

こちらこそ宜しく願い申し上げます。Deaconさんは私の兄と同年代であると推測します。私の兄も英語に苦手意識があるようです。兄に紹介して努力すれば英語は大丈夫であることを教えます。国際法務ネタ期待してます!

投稿: はじめまして | 2006/03/17 01:48

> はじめまして様
是非、お兄様にも「英語は何とかなるもんだ」と励ましてくださいませ(笑)。
このブログのメインは、やはりタイトルのとおり、「TOEICが300点台から準備を始めても、頑張れば留学できるんだ!」というところなので。
今後ともご贔屓に、よろしくお願いします。

投稿: 管理人(Deacon) | 2006/03/17 21:21

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