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2006/03/06

オリエンテーション(その1)

「春一番」が吹いたということで、いよいよ春の到来ですね。ある意味、花粉症の到来でもある訳で…(^^;)。今年は去年に比べて花粉の飛散量が少ないとの予報ですが、既に天気の良い乾燥した風の強い日などは敏感に身体が反応しているような気がします。そういえば、留学中の2年間は花粉症の症状が出ませんでしたねぇ。

今日は、まずは、「サマースクール」に関して情報ご提供いただいた fkittyさんdtkさん、どうもありがとうございました。他にも何かご存知でしたら、ご提供いただきたくお願いいたします。

さて、今日はLL.M.プログラムのオリエンテーションの時の様子をお話してみましょう。この日が事実上LL.M.留学生との初顔合わせになります。

wfu-4

UCDのサマースクールを終了して、Winston-Salemに戻ってきてからは生活のセット・アップに追われていたことは前回までにお話したとおりです。そんな中、ロースクールとしての開講日から3日ほど前にLL.M.プログラムが開講しました。正確にはオリエンテーションになります。6月にロースクールを訪問した際には、留学生は全部で新入生5名+前年度からの継続生が1名の6名と聞いていました。そしてその新入生の1名であるドイツ人のマイケルとはその場でも会うことができて自己紹介を既に交わしていました。

その日はさすがに朝から緊張です。その最大の要因はやはり英語力でした。UCDのサマースクールで既に英語力のなさを実感させられていましたので、この英語力で本当にLL.M.プログラムをこなしていけるのだろうか…?これが唯一で、かつ最大の心配事でありました。今までの人生、紆余曲折を経ながら会得したコト(信念というか考え)は、「なるようになる」。もっと言うと「何でも何とかなる」。結局はこれにすがる形でこの留学にも臨むことになったわけです。性格的に直前まであれこれ悩みはしますが、一度腹を括ると後はもう突っ走れ!という感じで開き直れるところがあり、この日もそんな感じでした。

レンタカーでロースクールに行き、専用駐車場に車を駐車します。ロースクールに近づくにつれて心臓の鼓動が早まります。指示された教室は予め下調べ済み。ドアの小さな窓からちらっと覗くともう数名の姿を確認!思い切ってドアを開けて、思いっ切りの作り笑顔で“Hello!” すぐにLL.M.の留学生担当であり、普段は“Legal Research & Writing”を担当しているM教授がにこやかに反応して迎えてくれました。

時間前であったのですが、既に5名全員が揃っていたのです。「さすがに日本人は“Punctual”ですねぇ」なんて言葉(しかし、Deaconが一番ビリの参上だったので心中複雑)とともにM教授がDeaconの紹介を始めました。簡単なそれを引き継ぎ、今度は自己紹介です。まあ、6月の初回訪問時やUCDでそれなりに回数をこなしてきたことですから、とりあえずクリアー。この段階での質問もありませんから、ホッと一息です。お互いの自己紹介が終わるとプログラムの内容から留学生活の細々したことに関するレクチャーなどがあり、その後にショートブレイク。

ここで、ちょっと“同級生”の横顔を見てみましょう。まずは前述のドイツ人学生のマイケル。ハイデルブルク大学の学生である彼は既にドイツの司法試験に合格しており、WFUでLL.M.を取得したら帰国して企業法務部に就職することを希望していました。サウジアラビア人のアジーズは、政府からの派遣で様々な契約案件に従事しており、米国法の知識修得のためにWFUに留学したとの由。モンゴルからの留学生であるエンクバットは、やはり政府からの派遣(司法省)で日本の相撲に興味を持っている若干23歳の若者です。そして、紅一点となるグルジアからの留学生・ケティは政府系銀行からの派遣でした。Deaconとアジーズが30歳台でしたが、残りの3名は20歳台という構成。そしてDeacon以外は皆、母国での弁護士資格を取得しています。そうそう、グルジアの彼女にまつわる日記はこちらでどうぞ。

後日談になりますが、この日本の司法試験制度---合格率の低さ---や法曹制度についての説明、それに密接関連する企業法務についての説明(弁護士資格のない法務部員の話)は、大変興味を持たれましたし、その一方で理解させるのにとても根気が要りました。ひとえにDeaconの英語力の問題でもあったのかもしれませんが、それに加えて彼らの理解を超えるある意味ユニークな?制度だったからかと思います。

その日は初日ということで午前中で解散となりましたが、家に帰り着いたときはもうグッタリでしたね(笑)。何日分かのエネルギーを消費した感がありました。お昼はアパートの前の交差点を渡った所にある小さなショッピング施設の中華料理をテイクアウトして、ワイフ殿と食べました。これは美味しかった!やはり、迷ったときは中華ですね。「アメリカで食べるものに迷ったら中華に行け」とよく聞きますが、これは名言だと思います。まず外れがないと。引越しダンボールで急ごしらえの「テーブル」を囲んで、中華料理を食べながらワイフ殿にオリエンテーションの一部始終を話す頃にはすっかり元気を取り戻していました---仲間達もなかなかしっかりしているし、フレンドリーなヤツばっかりだし、これはなかなか良い選択だったかな、なんて思いに浸れるほどにです。夜には「明日も頑張るぞ!」という感じ(その段階で何を頑張るの?という“突っ込み”はなしということで)で、気力充実した状態でぐっすりと眠りにつくことができました。(つづく)

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