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2005/12/22

Wake Forest Univ. への記念すべき第一歩

昨日から仕事に復帰しました。家を出るまでは非常に体調が辛かったのですが、終業時間過ぎる頃にはほとんど完治(気持ちの上で)したような状態でした。多少、咳やくしゃみが残るものの、厄介な喉の痛みや鼻水も止まり、回復傾向にあることは間違いないようです。これからの季節、子供達の誕生日やクリスマス、新年とイベント続きですから、ここで体調を維持しておく必要がある訳で…。

さて、前回は思わず余談に流れてしまいましたが、軌道修正して、Winston-Salem到着後について書いてみようと思います。【写真は森の中にあるWFUのキャンパス】aerial3

長距離のフライトを経てグリーンズボロ国際空港(一応 “Internatitonal Airport”です)に着きましたが、緊張と興奮のせいか、余り疲れを実感していませんでした。前回お話したように、乗り合いタクシー(所謂バンですな)で35ドルを支払うと僅か乗客3人を乗せて出発です。残りの一人はダウンタウンあたりのTV局の前で降りていきました。そこから5分程度の所にある Mariiot系列の Courtyardに到着しました。ここで今回の旅行で初めてチップをドライバーに渡しました。

無事チェックインして、そのままベッドにダウン…というと、そうではなく、すぐにTVのチャンネルを捻ります。「何のために?」 そう、W杯フランス大会の「日本 vs アルゼンチン」の試合当日だったからです。だんだんと眠くなる目をこすりながらも最後まで見ていたような気がします。ただ、あれが果たして生中継だったのか、録画だったのか、ちょっと記憶にないのですが。サッカーにそれほど関心のない(と管理人には思える) ESPNでの放映だったことは覚えているのですが。

まあ、それはおいといて、ホテルの周囲は緑に囲まれており、一番大学に近いホテルだということは確認できていましたが、学校らしき建物は見えません。とにかく木々に囲まれているのです。天気は6月中旬でしたが、日本のような湿っぽさを感じさせず心地よい感じがしました。グリーンズボロ空港の上空からも緑がとても鮮やかに見えて、自分のイメージに近いことを確信しましたが、ここまで緑に囲まれているとは!という印象でした。そのうちに、快晴だった天気が突如崩れだし、大きな雷鳴と共に土砂降りのにわか雨が襲ってきました。ものすごい雨音です!そして、雷鳴。日本では余り経験したことのない音と量でした。しかし、これも小一時間で止んでしまい、再び青空が見える始末。まるで俗に言う“リゾート地”のようだね、とワイフ殿と話したのを覚えています。

この日、ホテルに到着したら管理人の指導教授となるP教授に電話することになっていたのですが、既にホテルの受付にはメッセージ(到着後P教授に電話するようにと)が届いていました。最初の試練到来です。「何が?」って、P教授への電話です!さすがに、これはワイフ殿に頼める訳にもいかず、ホテルから電話をしました。心臓バクバク状態でしたねぇ。事前にメモしておいた定型挨拶文を捲くし立てると、次はP教授が話し始めます。ところどころ聞き取れないところもありましたが、要はこんな感じだったと思います。「無事の到着何よりでした。ゆっくり休んでもらって、夜にでも食事を一緒に取りましょう。」ということだったと。2、3時間の休みを取ろうということで横になると電話が鳴ります。管理人は寝たふり…。ワイフ殿が出て何か話しています。管理人はひたすら狸寝入り…。電話が終わると、あたかも今目が覚めたかのように「電話だった?」という低レベルな縁起を…(苦笑)。「P教授から『今日は疲れているだろうから、夕食は明日に延期しましょう』という電話だったよ。」とのこと。「おーうっ、よかった、よかった」と思わず本音を。

いえいえ、そのご好意に対して不平不満を申しているのではなく、この疲れた身体で数時間英語で会話をしなくてはならないことが、とてつもなく難事業に思われたからです。「数分の会話は何とか持つだろう→その後会話が弾まなくなる→管理人の英語力が露呈される→悲劇の始まり」こんな図式を描いていたんですね。1日早まろうが、遅くなろうが、大差ないにもかかわらず、とにかく1日、1時間、いや1分でも先延ばしたい気持ちで一杯だったと思います。今思い出すと笑ってしまいますが。とにかく、その日はホテル内のレストランで夕食を済ませて、早々に眠りにつきました。

翌朝も快晴な天気です。鳥のさえずりに緑がとても美しく光っています。ホテルのフロントでWFUまでの道順を確認してワイフ殿と歩いて向かいました。実際はホテルから徒歩10分程度で、道も極めて単純なのですが、最初ということもあり、二股に分かれている道をどちらに進むかで揉めたりとさながら“弥次喜多道中”の様相を呈していました。とにかく両サイドが深い木立に覆われていて学校の姿が見えないものですから…。そうこうするうちに歩道がなくなってしまうじゃないですか!よく見ると反対車線側にかろうじて歩道があることを発見。信号もないので、広い車線を小走りで渡ります。それほど車の往来も激しくなく波があるので、危ないことはなかったですが、ここに来て管理人たち以外に歩いている人を見かけないことに気がつきました。そう、ここでは車がなくてはやっていけない(生活できない)場所だったのです!確かに渡米前にこの夏MBAコースの2年生になられるTさんから「車は必需品ですよ」と言われていたことを思い出しました。それは認識していたつもりでしたが、やはり現実を突きつけられないと実感湧かないものです。

ようやく木立が切れたところで「Wake Forest University」という表札が掛かった門が現れました。「着いた!」二人で顔を見合わせました。もうお互い汗でびっしょり。まだ6月中旬で日本に比べて湿気を感じていなかったのですが、わずか15分足らずで汗をかいてしまいました。まあとにかく中に入ろう、ということで記念すべき第一歩を踏み出します。「いよいよ来たなー。念願かなったよ…。」数年間に渡る英語との闘いを制して(正確には「制してはいません」が)、結婚まで先送りして、このロースクール留学に掛けてきた自分。そして、今ようやくこの場に来ることができたんだ、と。万感込み上げてくるものがありました。

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