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2005/12/16

出願準備から学校選択まで(最終ラウンド・決断のとき)

冬の冷え込みが厳しくなってきましたね。それと同時に風邪も流行っているようで…。シカゴ郊外での氷点下10℃にも悲鳴を上げましたが、先日のロッテルダムでのサッカー観戦も強烈に寒かったですねぇ。足元からじんじんと寒さが伝わってくるんですよね。実際どれくらいの気温だったかは不明ですが、体感的には氷点下のように感じました。

さて、今回から本編再開です。再開と言いつつ、このシリーズ「出願準備から学校選択まで」は最終回になりますが…。

幸運にも嬉しい誤算ということで、合計6校から合格通知を貰うことができました。どの学校も魅力的ですが、この中から1校を選ばなくてはなりません。出願時点で第一志望群であったUCDUniv. of WisconsinWake Forest Univ. に限らず、SMUIndiana Univ.Temple Univ. も加えて、もう一度「横一線」で「管理人にとって、留学するにはどの学校がベストか?」をレビューすることにしました。

各校のブリテンを丹念にチェックしたり、書籍で調べたりしました。特に次の書籍は情報が豊富で参考になりましたので、ここに挙げておきたいと思います。まずは「アメリカ大学ランキング―米国50州1500大学」(栄陽子・栄陽子留学研究所)です。これは管理人留学準備時点では「最新情報」であったためにとても参考になりました。ただ、毎年更新されている訳でもなさそうなので、現在においてここに掲載されている情報が正しいかは保証できません。ただ、何らかの目安にはなるのではないかと思います。また、学部レベルの情報になるので、ロースクール情報をここから拾うことはできません。管理人としては、ロースクールのみならず学部レベルでの情報、評判、評価も参考になるのではないかと思い活用した次第です。

次にご紹介するのは「留学のためのUSAキャンパス情報源(全米300大学在学生による内部レポート)」(イェール・デイリー・ニュース他)です。これは現在書店で見つけることができるか…。かなりのレア品になるかと思います。何せ1990年出版の本でして、管理人が新宿の紀伊国屋で見つけたときもかなり色褪せていましたし、唯一の在庫でした。情報はかなり古いですが、現地学生(アメリカ人)による生の声は読み物としても面白かったです。これも学部レベルを対象にしていましたが、やはり全体の大学の雰囲気を知るうえで役立ったと思います。

最後が「REA's Authoritative Guide to Law Schools」(Rea)と「TOP LAW SCHOOLS」(Stuart)です。いずれも洋書で、サマーセミナーに参加したときに購入しました。多少(かなりかな)古くなりましたが、参考にはなりました(いずれもJDを前提としており、LL.M.については特にコメントはありませんが、LL.M.の性格からいってそれはやむを得ないでしょう)。Amazon.com で「TOP LAW SCHOOLS」で検索掛けますと結構ヒットしますのでご参考までに。

もう一つ、重要な情報源はやはり「人の口コミ」。日本でお世話になっているアメリカ人弁護士、NY在住の会社関係のアメリカ人弁護士、LL.M.や客員研究員として留学された日本人の方々、更にはロースクールには縁がないけれども米国の大学事情に詳しい方…。皆さん、それぞれお持ちの情報やご意見を喜んでご提供してくださいました。いろいろ悩みました。あれほど恋焦がれていたUCD。合格通知受領してから、こちらの質問に迅速に対応してくれている Wake Forest Univ.。母校の教授による紹介状の「お力」でもって合格できた(?)Univ. of WisconsinSMU。奨学金を出してくれるというIndiana Univ.

悩んだ挙句、最後には UCDWake Forest Univ. が残りました。ただ、WisconsinSMU については、母校教授の顔を潰してしまうのではないかと、この点だけが気になってしょうがありませんでした。ゼミの先生にもご相談しましたが「君の行きたいところに行くべき。○○先生も理解してくださるはずだ。」とプッシュしてくださいました。思い切って、その教授にお話したところ「気にすることはないから、後悔ないよう、自分の行きたいところに行きなさい。」とお許しを頂くことができました。お心遣いに感謝した次第です。「身体が3つあれば…」なんて埒もないことを考えたりしたものです。何せ Wisconsin の環境の良さにはとても魅かれていましたから…。

いよいよ最後の選択です。UCDにするか、WFUにするか。ここでもゼミの先生のこんなひと言が効きました。「会社で特に指定がない(日本人の人脈構築という指示がない)のであれば、学校の名前に拘ることなく、日本人初めてという学校に行ってみるのも良いかも知れないよ。(自分の経験からして)きっと大事にしてくれるはず。」と。更に、米国大使館にお勤めで長い米国生活のご経験ある方からも「折角留学するのであれば、学問修得ももちろん大切だが、それ以外のものも学んで欲しい。そういう観点からすると“旧(古)き良きアメリカ”がまだ残っている場所がお薦めだ」と。

土壇場で合格通知をゲットしたUCDに何かしらの“ご縁”を感じてもいましたし、何しろUCDでのサマースクールに参加した後、スムースにLL.M.プログラムに進める(生活のセットアップや環境に慣れることについても好適)というのは、とても魅力的でした。西海岸だから日本人が多いであろうこともわかっていましたが、ことLL.M.プログラムに限れば歴史が浅いこともあり、過去の日本人留学生の数も多くないようでした。気持ちがUCDに流れかけたところでの前述の恩師や大使館の方のアドバイスがあり、更には WFU の指導教授(留学した場合)となられる方からのメール「君はWFUのロースクールにとって、初めての日本人学生。君がパイオニアとなって、歴史を作っていくことになる。」を受領。確かにWFUはレスポンスが早いし、こちらの質問にも丁寧に対応してくれる。日本人は私以外にいないらしい(その後、MBAプログラムにお一人在籍していることを知りました)。英語力に相当劣等感を持っている管理人にとっては、自分以外に日本人がいないという環境は「最高の環境」と思えました。また、LL.M. Degree を取得された会社の第1号さん、第2号さん、それに他社の先輩方の「どこの学校に行っても、基本的にはやることは同じ。自分が学ぶことにおいてはランキングの高低はあまり影響はないのではないか。」という言葉も管理人の背中を押してくれました。

こうして、管理人は WFU に留学することを決意しました。振り返ってみると、高校も大学も会社も、そして今回のロースクールも一番最初に合格通知をくれたところに入学なり、入社したことになります。まあ、結果論に過ぎませんが…(笑)。他の5校に対しては、正直に理由を書いて真摯にお詫びする入学辞退のレターを書いたことは言うまでもありません。

さて、次回からはいよいよ渡米準備編になります。お楽しみに!

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