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2005/12/01

なぜ、この学校に出願したのか?(④IU, SMU & Temple編)

早いもので今日から師走ですね。何だか最近時の流れがとても早く感じます。いわゆる「歳」ってヤツなんでしょうか…。気持ちは若いつもりなんですが、いろいろと衰えがあるようです(苦笑)。

さて、このシリーズも今日が最終回ということで、出願した残り3校(Indiana Univ. at Bloomington, Southern Methodist Univ., Temple Univ.)について、その出願した理由についてお話しさせていただこうと思います。

先日のコラムでも申し上げたとおり、出願時においては自分のTOEFLのスコアに囚われ過ぎの感も否めませんでした。思い返してみると、「必ずどこかには合格しなければならない」という思いから、チャレンジングな気持ちが少し足りなかったんではないかなと。

つまり、企業派遣でしたから、会社に対して「出願したもののどこにも合格できませんでした」ということは絶対に避けなくてはならない、しかし、自分のスコアは573点。どこにも引っかからないようなスコアではないにしろ、その当時でも「600点は欲しいところ」というのが定説でしたから、決して満足できるスコアではない。いや、むしろ危機感を持ってその他の面(例えば、エッセーであり、推薦状であり…)での挽回を期さなければならないのだと考えていたんだと思います。それが、「573点以上を要求している学校には出願しなかった(1校例外ありますが)」という結果に結びついたと。まあ、今思うとそれほど慎重になることでもなかったようにも思えますが、これから出願される方はできるだけTOEFLのスコアアップに注力したほうが精神的にも宜しいかなと思う次第です。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回お話する3校についても、いずれも573点(管理人の出願スコア)以下が要求スコアでした(もっともSMUのみが575点というTOEFLではあり得ないスコアを提示していましたが)。

IUについては、Bloomingtonという学園都市で治安も問題ないらしい(冬の寒さはかなり厳しいらしい)ということを聞いておりましたし、学部レベルから各専門大学院に至るまでレベルの高い教育を提供しており(因みに例のランキングでも30位台)、日本人留学生も比較的多いということも調べました。ブリテン等からも履修科目の選択も自由で期間延長も可能ということで、管理人としてはかなり志望度が高い学校として考えていました。気になるのは冬の寒さと日本人留学生が多いという点。

SMUについては、以前のコラムでお話したテキサス州ダラスのサマーセミナーに参加した時に、宿舎のホテルから徒歩5分程度のところにありましたので、キャンパス内を散策したことがあり、個人的に馴染みがありました。やはり、自分が留学したいと決定的に思ったあのダラスのサマーセミナー。そんな些細なことですが、そのダラスにあるSMUということで非常に親近感を覚えていました。SMUもテキサス州では知名度もReputationnも高い私立学校です(例のランキングでも50位前後)。大学もそうですが、ロースクールの歴史も長く、またLL.M.プログラムも然り。古くから日本からも裁判官や検事などが留学や在外研究という形で派遣されていました。ダラスという街は確かに大都市で治安も「?」が付く状態でしたが、SMUの所在地がダウンタウンから車で15分程度の郊外にあり、周りは比較的高級な住宅街という感じであったというのを知っていましたから、治安の面は個人的にはクリアしていました。履修科目や期間についてもフレキシブルに対応可能のようでしたので、何の躊躇いもなく出願することにしました。

最後にTemple Univ. です。実は、この出願準備をおこなっていた秋から Temple Univ. 日本校(@麻布)に通学を始めていました。“Legal English”と“英会話”のクラスで、週2回(1回が90分から120分だったと思います)、会社帰りに通いました。やはり英語力への不安は隠しきれず、TOEFL受験は打ち止めにしたものの、この半年間で相対的に英語力をアップさせたいと思ったのがその動機です。日本校で入手したフィラデルフィア本校に関する資料に加えてロースクールのブリテンから、LL.M.プログラムの存在を知りました。従前からお話している個人的な出願校選択の4つのポイントにも概ね合致していました。ただ、治安については限りなく「?」で、この1点から出願を断念しようかとも思いましたが、TOEFLの要求スコアが570点ということもあり、また企業派遣という立場から何が何でも留学先を確保しなくてはならない実情(「行く先がありません」は絶対に許されない)から出願することにしました。そうそう、エッセーに「貴校の日本校で○○のクラスを履修しており、云々かんぬん…」と書けるなぁ、なんてことも考えていました。この頃になると「使えるものは何でも使ってやれっ」という心境だったと思います。

全ての学校に出願書類を郵送したときは「とにかくどれか1校でも合格させてください」と祈る気持ちで一杯でした。後日、他の出願者から「滑り止め」として○○を受験した、というお話を耳にすることもありましたが、管理人に限っては、とてもそんな余裕などなく、「これら9校のいずれかにでも留学できれば。」というのが偽らざる心境でした。現に、万が一に備えて、全滅だった場合を想定してその時点では出願していませんが、American Univ. のロースクールである Washington College of Law への出願準備もしていました。何せ出願の締切日が6月1日だったものですから、少なくともそれまでには9校の合否は出ている筈だし、全部ダメであれば、ここに最後の望みを託そうというつもりでした。

以上、これが出願した9校の「なぜ、この学校に出願したのか?」のお答えになります。現在、将に出願準備されている方々にとって、何かしらお役にたてれば、参考になれば幸いです。

さて、次回以降は、再び本編に戻り、合否通知の受領から最終的に留学先の決定に至るまでをお話をさせていただくことにします。その後はいよいよ渡米編になります。お楽しみに!

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コメント

Deacon様、こんばんわ。
なるほど出願校それぞれについてきちんと検討されていたんですね。僕は「滑り止め」と思っていたところについては、碌に考えもせずにこちらの会社の過去の留学経験者が出していたところにしていました。何かの加減で行く可能性もあった以上、本当はきちんと考えるべきでしたね。(幸い今いるところはきちんと検討して出願したところではありますが)。
そうそうリンクの件は、こちらのblogでもコメントしましたが、大歓迎です。
それと同じ学校の人でもっと色々と書いている人がいますので、ご紹介まで
http://www.doblog.com/weblog/myblog/6472
前にLLMリンク集があるといいなと思って、作りかけて
途中で投げたままになっているので、何とかしないといけないなあ…(残骸はこちらの8月の記載の中にあります)。
それでは。

投稿: dtk1 | 2005/12/01 13:19

dtkさま、いらっしゃいませ。

なんか結果的に生真面目に分析しているような内容になってしまいましたが、今思い返して書いていることを考えれば、「当時、本当にここまで分析していたかいな?」なんて自分でも思ってしまいます…。

リンクの件、快諾していただき、ありがとうございました。早速、準備させていただきます。徐々に充実させていきたいと思っています。ご紹介いただいたブログはyuinaさんのものですね。少し拝見させていただきました(なにせ、まだ会社からアクセスしているもんで!)。
おっしゃるとおり、とても臨場感あって読み応えありますね。近いうちにコンタクトさせて貰います。

また、こちらからもお邪魔させていただき、コメントさせていただきますね。まずはお礼まで。

投稿: 管理人(Deacon) | 2005/12/01 19:39

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