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2005/11/21

出願準備から学校選択まで(第9ラウンド・エッセー対策)

日曜日をゆっくりと過ごせたこともあり、疲れが取れました。何よりもサッカー(Jリーグ)のご贔屓チームが快勝したことが疲労回復の“特効薬”になったことは言うまでもありません。通勤途中の地元駅まで歩いている間、自然とチームの応援歌を口ずさみ、顔がにやついてしまうほどの嬉しさ。周りの人が気がついたら、きっと怪しまれてしまうに違いありません(笑)。でも、何よりもの薬なんですよ、好きなチームが勝つというのは!これで優勝戦線に首の皮一枚つながったので、残り3試合、楽しみです。

ということで、気分良く、仕事もさることながら、このブログも再開できるという次第です。

さて、前回は出願校選択において考慮した4つのポイントを挙げて、それに基づいて9つの学校を選んだことをお話しました。もう既にTOEFLの受験は打ち止めしておりましたから、願書に必要なもの(法学士の資格、大学の成績-GPA、TOEFLのスコア、エッセー、推薦状)のうち、これから準備すべきものは、「エッセー」と「推薦状」となりました。

繰り返しになりますが、600点のTOEFLスコアを必要と考えていたところの573点。このハンディをエッセイと推薦状で補わなければなりません。「ここでケチケチしてはいられない。」との思いから、迷わずネィティブにチェックをしてもらう業者さんのコース(有料)に申し込みました。実は、第1号さんや第2号さんはエッセイや推薦状については、このような有料コースを利用されることなく、ご自身で作成されたもので出願されていました(当然といえば当然?)。

TOEFLで600点又はそれに近い得点を得られていれば、そのような方法も選択肢としてあったかもしれませんが、573点の管理人にはリスキーでした。何故って、エッセーや推薦状でTOEFLのスコアをカバーしなければならないのですから。「スコアは確かに悪いが、出願意図を正確に捉えて回答している良いエッセーだ」とか「なかなかユニークな切り口で秀逸。スコアは良くないが、鍛えれば何とかなるだろう。」というような判断を得なければならないのですから…。

ある意味、“邪道”とも言えるこれら有料添削コースの利用でしたが、背に腹は代えられません。予備校等の複数のコース内容を検討のうえ、アルクの「アルク留学クラブ・エッセー作成指導コース」に申し込みました。留学クラブの会員だったこともあり、費用は一般の「¥63,000(税込)/校」が「¥52,500(税込)/校」でしたが、それでも高いですよねぇ。(*注意)

因みに、管理人は後日改めてお話しますが、「推薦状作成指導コース」にもお世話になりました。「推薦状を何で本人が作成するの?」という至極尤もな疑問を持たれるかと思いますが、それは推薦状準備のコーナーでお話しさせていただくことにしましょう。

「エッセー作成指導コース」では、①アルクから送付された「エッセー作成マニュアル」に従って、自分で日本語で構成を考える→②この構成に対して、アルクの日本人スタッフが再構成したうえで、本人とやり取りを行いガイドラインを完成させる→③このガイドラインに従って英文でエッセーを作成する→④これをアルクに送付してネィティブ(大学教授)と打合せをしながら添削を受ける→⑤このやり取りを複数回行い、ようやくエッセーが完成する、という流れになっていました。こうしてできあがったエッセーは1校分であるから、他校用にはそのままでは使えません。もちろん、予算に余裕があれば、各校毎に添削を受けてもらうこともできますが、管理人の場合は、9校分・約50万円になってしまいます。さすがに、それほどの余裕はなく、この添削してもらい作成したエッセーを“モデル・エッセー”として、第1号さんのお力をお借りしながら、各校用にアレンジしていく方法を取りました。
多くのロースクールではエッセーのテーマが同じなので、このような方法を取ることが可能でしたが、ビジネススクールですと、各校でオリジナルな課題が出されるようで、こういった“使いまわし作戦”が取れないとのお話を伺ったことがあります。

その当時のロースクールのエッセー・テーマは「このロースクールへの志望理由とここで何を学んで、それを将来どのように生かしたいのか?」というものでした。管理人の作成したエッセーの構成は、「企業法務マン(In-House Lawyer)として、米国法について学びたい→大学時代の専攻と卒業後企業に就職して法務部に配属、そこでの業務内容に触れながら、増大傾向にある米国を中心とする渉外案件に取り組むには専門的な米国法の知識が必要→数年前に米国法入門コース(ダラスのサマーセミナー)に参加した際に、米国ロースクールのLL.M.プログラムを履修するのが最適(比較的短期間、集中的という点で効率的)と認識→貴校のLL.M.プログラムでは…といった科目が用意されていて、自分としては最適のプログラムと考えている(理由も付記)→貴校に入学を許されるのであれば、私が今まで経験してきたコトを他のクラスメート(留学生やJD学生)と共有することも可能であり、貴校に貢献できると信じている」という感じです。これに、直接訪問、見学した学校(UC BerkeleyUniv. of WisconsinUniv. of Washington)については、「以前に貴校を訪問させていただいた際に知ったその環境の良さ及び施設の充実さも志望する大きな理由である」ということを付け加えました。

第1号さんからの「大げさに書くのは許されるが、ウソはダメ」というアドバイスには忠実に従いました。何故なら、管理人自身も同意見でしたから。ある種の倫理観(大げさかな?)みたいなもんです。加えて、第1号さん及びアルクからのアドバイスとして「問われた質問に対してのみ答える」がありました。言い換えれば、「聞かれてもいないことは書くな!特記したいことは必ず質問と絡めて書くべし。」ということになるでしょうか。そもそも、その当時のロースクールで要求されるエッセーの分量はA4用紙1枚から2枚程度と非常に少なく、質問に対して簡潔に回答することが求められていました。従って、出願者が作成するエッセーは必然的に似たり寄ったりのものになってしまう傾向にあります。そう、いかに自分のエッセーを他の出願者のものと差別化するか、いかに目立つようにするかが、キーポイントになる訳です。

結果的には、希望校に合格したこともあり、管理人にとっては、このような有料コースの利用は正解だったと思っています。皆さんも、現状をよく分析されたうえでご検討されればと思います(当時と現在では状況も異なっているでしょうから。因みに、多くの日本人留学生を輩出しているロースクールでは、エッセーや推薦状がこのような第三者の添削を受けて提出されている事実を把握していると聞いたことがあります。それがどのように合否に影響を及ぼしているのかは定かではありませんが…。)

さて、次回は「推薦状対策」について、お話させてもらうことにしましょう。

(*注意:あくまでも管理人の留学準備時期である90年代後半でのお話になりますので、現在も同様の内容、金額であるかは保証できませんので、関心のある方は直接機関にお尋ねください。)

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