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2005/11/22

出願準備から学校選択まで(第10ラウンド・推薦状対策①)

日曜日にマラソンのQちゃんの復活劇を見て感動した方も多かったかと思います。管理人もその一人で、ただ、ただ、「凄いなぁー」と感心するばかりです。逆境にくじけず、逆にそれをエネルギーに代えて復活するこのパワーに脱帽。本当に爪の垢でも煎じて飲ませてもらうコトを考えなくてはと心底思った次第。管理人に欠けている点をビシッと示してくれたQちゃんに感謝した次第です。

さて、今回は前回のエッセー対策に続き、推薦状対策について、お話しさせていただくことにしましょう。

「推薦状ってモノは、本人を良く知る人が本人を学校に推薦するためのレターだろうに、何ゆえ当の本人が準備する必要があるの?」という疑問を持たれる方も多いことでしょう。
確かにそのとおりなのですが、一般的に米国ロースクール(LL.M.)留学に際して要求される推薦状には条件が付されていて、だいたい「(出願者が在学していた)大学教授」、「職場の上司」なんかが指定されています。もちろん、ロースクールによって推薦状の通数や推薦人の資格も異なりますが、だいたい2名程度で大学教授や職場上司の組み合わせが多いパターンです(余り厳格でもなく、フレキシブルに運用されているようです)。

ただ、俗に言う「マスプロ教育」の日本の大学では、本人を知って推薦状を書いてくださる教授などはゼミなどに入っていない限り難しいのが実情でしょう。管理人が在学していた頃でも「ゼミなしっ子」と呼ばれてゼミに入っていない学生も多くいました。こういう学生にとって、自分を推薦してくれる教授を探し出すのは絶望的に困難です。仮に、推薦状を書いてくださる教授や職場の上司がいたとしても、彼らが英語による推薦状が書けないとしたら…。こんな背景もあって、予備校等による「推薦状作成コース」なんてものが生まれたのではないかと思っています。

さて、管理人は前回ご紹介させていただいたように、アルクの「アルク留学クラブ・推薦状作成指導コース」を利用しました。因みに、第1号さんはご自身の所属されていたゼミの教授に日本語の推薦状を書いていただき、それを第1号さんご自身で英語に翻訳し、それに教授のサインをいただいて送付したとのことでした。管理人の場合、出願校別に出願に必要な資料や推薦人の資格、人数等を纏めてファイル化しておいたのですが、少なくとも大学教授が2名、職場上司が1名が必要ということがわかりました。幸いなことに、ゼミの教授とは卒業後もいろいろとお世話になっていましたし、TOEIC300点台時代から管理人がロースクール留学を希望していることもご存知で、にやにやしながら「いつになるか判らないけれど、推薦状が必要になったら書いてあげるから。」とおっしゃってくださっていましたので、アポを取ってお願いに行きました。

教授自身、米国ロースクールに2年間客員研究員という資格でご留学されていたので、ご自身の経験談をお話くださったり、有用なアドバイスをしてくださったりしました。また、上記のような事情も充分ご存知で、「他に推薦状を書いてくれる教授はいないだろうから…」と言って、その場で管理人を連れて法学部長室に。法学部長もまた同様に留学経験をお持ちでしたから、ご自身のゼミ出身学生でもない管理人に推薦状を書いてくださることを快諾してくださいました。「推薦状は多いほどいいよ。」というゼミ教授は、次にやはり留学経験をお持ちの別の教授にも推薦状作成のお願いをしてくださいました。このご親切には本当に感謝するばかりでした。

ただ、ご多忙な先生方ということもあり、こちらで推薦状のドラフト作りをすることになりました。まあ、上記したような状況(推薦状といえども推薦される本人が準備せざるを得ない状況…)ですから、ある意味しょうがない面もあります。何せ、本人をよく知らないのに推薦状なんて書ける訳ないでしょうから。

ところが、ラッキーというか、思わぬ偶然というか、法学部長は管理人が出願するロースクールを知るや否や、「なんだ、私が留学したロースクールもあるし、ウチと提携しているロースクールにも出願するんだね。よし、これらの学校には私が推薦状とは別ににレターを出してあげよう。」とまで約束してくれました。これがどんな効果を出したかはまた後日談ということで…。

何はともあれ、大学教授からの推薦状はこれでOK。次に職場上司からの推薦状です。これは、もちろん第1号さんにお願いして快諾してもらいました。第1号さんご自身の言葉と表現できちんと「推薦」してもらいました。長所を多く列挙して推薦に値する人物であること強調する一方で、弱点である英語力にも言及し、英語力に多少問題あるかもしれないが、留学までの準備期間と実際の留学生活を通じて上達するレベルであるから心配ないとのコメントもあり、読んだ後は思わず目頭が熱くなるような内容でした。本当にありがたく思いました。

これらの推薦状に加えて「+α」として、業務でお世話になっている米国人弁護士数人にもお願いしました。たまたま、管理人が出願するロースクール出身の弁護士がいらっしゃったので、その学校にはそのOB弁護士の推薦状を使用しようという考えです(OBの力が功を奏すのではないかとの淡い期待…)。

このように、推薦者ご自身により作成していただける場合はお任せして、管理人でドラフト起案する場合はアルクの推薦状作成指導コースのお力を借りて、前回お話したエッセー作成指導コースと同じプロセスで作成しました。さあ、これで推薦状の準備もできました。あとは、デッドライン(出願締切日)に間に合うように出願するばかりです。

次回は、推薦状に特有の事項(管理人が勝手に「特有」と思っているだけかもしれませんが)について、若干お話しさせていただこうと思っています。

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